これがぼくらの観たかったカバネリ/劇場版「甲鉄城のカバネリ 海門決戦」感想

  • 2019.05.28 Tuesday
  • 19:05

 


 

劇場公開と同時期にアマプラで無料配信なの凄いなぁと思いました(小並感)(露骨なマーケティング)

 

 


 


 

ノイタミナ枠で作成されたオリジナルアニメである「甲鉄城のカバネリ」の完全新作中編。

約一時間の尺に王道の脚本と見せ場を詰め込み、生駒と無名のロマンスとスタイリッシュなアクションを軸においた手堅い構成。

以下レビュー。

 


 

「美馬」による倒幕騒動の後を描いた中編。

「生駒」と「無名」達を乗せた甲鉄城は故郷への帰還を目指す。

そんな中、日本海に面した廃駅「海門」では複数の領主達による共同前線が張られ連合軍としてカバネと死闘を繰り広げていた。

 

「海門」を攻略し進路を切り開く為に甲鉄城もそれに加わるが、海門に存在するカバネの奇妙な習性に生駒は気が付く。

海門のカバネ達の異変と危険性について、生駒は連合軍に警鐘を鳴らすも聞き入れられず無名とも決裂する。

 

生駒の焦りを余所に、海門攻略の為の大規模攻勢が始まろうとしていた……。

 


 

設定も作画も音楽も序盤の展開も最高なのに、終わってみれば何だかなぁといった感じだったカバネリの続編。

時間軸としては最終話の後の物語であり、進展しつつある生駒と無名の関係を描きながら一時間という短い尺に見せ場をきっちり詰め込んだ作品となっています。

 

 

ストーリー展開に捻りや仕掛けを仕込まず、一話完結の続編としては直球勝負の王道展開。

TVシリーズでは壮大な世界観と入り乱れる人物模様に加え、大掛かりなストーリー展開になったことで駆け足かつ描写不足の感が否めないところではありましたが、

今回は余計な情報や展開をスパッと切り落としています。

 

おかげで新キャラ達の十分な説明もなく連合軍内部の関係性も分かりづらいですが、まぁみんな、おっさん達の顔より無名ちゃん見たいもんね。

仕方ないね

 

 

元よりレベルの高かった作画はそのままに、無名のスピーディなアクションはよりパワーアップしています。

大振りの蒸気銃と華麗な体術を迫力満点に見せるカメラワークや作画は流石といったところ。

静と動の描き分けで無名の実力を語らずとも描いているのも相変わらず上手い所です。

 

 

生駒が泥臭くも熱く立ち向かうのと対比で無名がカッコ可愛く華麗に大立ち回りを繰り広げる。カバネリという作品に求めていたのは結局これだったのだなぁと自分で納得する。

 

余計なものを省いた故に展開に物足りなさを感じても、それぞれの見せ場があるが故に確かな満足感がありますね。

 

それと生駒と無名のラブロマンスにかなり力が入っており、無名が妙に可愛く描かれている(元々可愛いが)。

 

 


 


 

というわけで、顧客の見たいものを描き王道の構成でまとめたカバネリ海門決戦。

カバネリを最後まで見ていたのなら間違いなく楽しめる一作に仕上がっています。みんなアマプラで見ましょう。(ダイレクトマーケティング)

 

 

それと本作のサントラにはカバネリ乱のOPであるクソカッコイイ「S_TEAM」が収録されています。澤野節バリバリなのでそれも買いましょう。
 

 

 

評価:
甲鉄城のカバネリ
アニプレックス
¥ 3,700
(2019-04-24)

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