世界の終わりに、何を描くか「#少女終末旅行 /つくみず」5巻 感想・レビュー

  • 2017.09.18 Monday
  • 01:41

作品の紹介記事は→ http://stkmastk.jugem.jp/?eid=6

 

少女終末旅行5巻を読む。アニメ化も決まり、ますます楽しみな作品。

個人的には美術館と人工知能の話が非常に印象的で、退廃的な世界観でこういう話をやられるのに本当に弱い。

 

 

 

 

終わる世界を旅する二人は、出会いと別れを繰り返しながらのんびりと進み続ける。そんな旅路で明かされる二人の断片的な過去、そして忘却と記録という重要なテーマらしきもの。

 

文化や文明の途絶が、人類全体の物ではなくこの二人の出自に依るものだというのが明かされる5巻。人間は忘却する生き物で、そして何も知らない生き物である。しかし、それを助けるのは記憶や記録、そしてその為の様々な手段である。それは先人の教えでもあり、後世への遺産でもある。

 

「ちー」「ユー」の二人が辿るのは先人達の残した記録や記憶の断片で、それをなぞる事で二人は確かに「学習」をしている。そしてその痕跡を残すという作業をしていく。しかし、やはりそこには生産というものはなく、やはりこれは終わった世界の物語なのだと再認識させられる。

 

 

 

二人が目指す最上層に何があるのか何もないのか、何となく作品の目指すべき場所が見えてきた5巻。二人の旅が何処まで続くかは分かりませんが、二人が何を残すのか楽しみであります。

 

 

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